自分の子育てに役に立てることが可能

看護師にとって小児科は他の診療科に比べても学ぶべきことが多く、子どもの対応にも苦労が重なることがよくあるため激務になりやすいのが実情です。
仕事内容にうまくやりがいを見つけて頑張る看護師もよくいますが、もう一つの考え方として、自分のこれからの人生に役立てるというものがあります。

小児科で培った知識や経験は、自分の子育てに役立てることができます。
日々様々な症例に遭遇し、医師のサポートや外来患者の対応をしているうちに、見た目の症状だけでどのような疾患の可能性があるかわかるようになってきます。
自分の子育てに役に立てるという目標を立てると、むしろ医師と同じように症状から疾患の診断ができるようになろうと前向きに取り組めるようになる看護師も多いです。

また、子どもが症状についてうまく説明できない場合にも、どのような状態なのかを聞き出す有用な会話術が身に付きます。

現場で経験を積むほど将来のために役立つと考えると、毎日の仕事に前向きに取り組めるようになるでしょう。
仕事だけでなく、これから生まれる自分の子どものためだと思うと、勉強にもやりがいが生まれてきます。
夫からも子どもが困った状況になってしまった際に適切な対応ができる妻であることが望まれていることはよくあり、夫からも喜んでもらえるでしょう。

将来的には子どもを生んで育てたいと思っているのなら、選んでみると良い診療科の一つです。
自分の将来に必ず到来する子育てに関わるからこそ、大きなやりがいがあります。